スタッフブログ

2024.04.04更新

 

こんにちは。院長の北畠です。

 

新緑が美しく、
春の息吹を感じる季節となりましたね。
4月になり就職・進学など、
新たな生活のスタートを切る方も
多いのではないでしょうか。

 

こういった生活環境の変化は、
知らず識らずのうちに
心身のストレスとなり
負担となってしまうことがあります。

 

そして、このストレスは
時にお口の環境にも
影響を与えることがあるのです。

 

そこで今回は、
「ストレスが歯に及ぼす悪影響」について
お話しします。

 

 

ストレスによるお口への影響1
ドライマウス

 

皆さんは
「緊張した場面で口が渇く」
という経験を
したことはありませんか?

 

これは精神的な緊張や
ストレスにより、
一時的に「だ液の分泌量」が減ることで
生じる反応です。

 

このような緊張状態が長く続くと、
やがて慢性的に
だ液の分泌が不足してしまいます。

 

これが「ドライマウス(口腔乾燥症)」
と呼ばれる症状です。

 

ドライマウスにより
お口が渇いた状態が続くと、
だ液がお口の汚れを
清掃する効果が下がり、
プラークが付着しやすくなります。

 

その結果、
むし歯になるリスクが
上がってしまうのです。

 

 

ストレスによるお口への影響2
免疫力の低下

 

ストレスは
身体の免疫力を下げる
原因のひとつで、
さまざまな病気を
引き起こしやすくなります。

 

そして、お口も例外ではなく、
免疫力低下による悪影響
及ぶことがあります。

 

これにより引き起こされる
症状のひとつが
歯周病です。

 

免疫力の低下により
歯周病菌への抵抗力が
落ちることで、
症状の悪化を招きやすくなります。

 

 

歯周病は自覚症状が少なく、
気づかぬまま放置してしまうことも
珍しくありません。

 

そのまま放置すると症状が進行し、
最悪の場合、
歯が抜けてしまうこともあります。

 

 

ストレスによるお口への影響3
歯ぎしりが強くなる

 

寝ているときの歯ぎしりも
ストレスが原因によって
悪化することがあります。

 

そもそも歯ぎしりは
ストレスを和らげるための
生理的な運動として
起こるとされています。

 

しかし、お口の中においては
さまざまな病気や症状を
引き起こすリスクとなってしまいます。

 

 

歯ぎしりが強い状態が続くと
歯がすり減ったり、
折れたりすることがあります。

 

それだけでなく、
歯ぐきの損傷や顎関節症などを
引き起こす危険性もあるのです。

 

朝起きたときの顎の疲れや痛み、
歯のすり減りなどの
異変が見られたときは、
歯ぎしりが悪化している恐れがあり、
注意が必要です。

 

 

健康への第一歩は
身体の不調に耳を傾けることから!

 

忙しい日々においては、
心身の小さな不調を
見過ごしてしまうことも
あるかもしれません。

 

しかし、
小さな不調の積み重ねが
将来の大きな病気の
引き金になることもあります。

 

 

まずは日々のストレス解消に取り組み、
不調を予防することが大切です。

 

そして、お口周りで
気になる症状があれば、
早めに歯科への受診をおすすめします。

 

お口周りで心配なことがあれば
お気兼ねなく当院にご相談ください!

 

 

 

きたばたけ歯科医院
〒330-0061
埼玉県さいたま市浦和区常盤9-33-17
TEL:048-827-5252
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投稿者: きたばたけ歯科医院

2024.03.27更新

4月休診日情報

投稿者: きたばたけ歯科医院

2024.03.06更新

 

こんにちは。院長の北畠です。

 

春は出会いと別れの季節。
3月に入り、惜しみながらも
級友や同僚との別れを
迎える方もいらっしゃるのでは
ないでしょうか。

 

環境の変化とともに
何かと忙しくなる時期ですが、
そんな時こそ
気に留めておきたいのが
いざという時の備え、
つまり「予防」です。

 

今回は
「むし歯にならないための予防」として、
デンタルケアの意識が高い
歯科先進国である
スウェーデンの取り組みをご紹介します。

 

 

あわや国家の危機に!?
むし歯大国だったスウェーデン

歯科先進国として
ご紹介したスウェーデンですが、
実は過去に多くの国民が
むし歯に悩まされていました。

その原因のひとつが
「甘いおやつ」です。

 

スウェーデンには
「フィーカ」と呼ばれる習慣があり、
仕事の合間であっても
午前と午後に1回ずつ、
甘いものとコーヒーを楽しむ時間を
設けています。

 

こういった習慣なども相まって、
やがて国民にむし歯が
まん延していったのです。

 

 

 

多くの国民が
むし歯治療を行うことで
国の保険料負担が増加し、
やがて国の財政が
苦しい状況になります。

そこで、スウェーデンは
国をあげて問題の解決に着手します。

 

まずイエテボリ大学教授で
著名なペール・アクセルソンと
ヤン・リンデが先導し、
長期間にわたる研究を行いました。

その結果、
「歯の健康を保つためには
予防が一番大切」
という結論に至ったのです。

 

この研究を経て
スウェーデンは国全体で
予防歯科に取り組むようになります。

 

その結果、2005年時点で
70歳以上の平均残存歯の数が
21本となりました。
当時の日本が16.5本だったのに対し、
大きく上回る数値です。

 

かつては国全体が
むし歯に悩まされるも、
予防歯科を推進したことで
ついには歯科先進国となったのです。

 

 

10%対80%!
日本とスウェーデンで決定的に違う「ある習慣」とは?

スウェーデンと日本の
大きな違いは
「保険で予防歯科を
カバーできる範囲」です。

この取り組みは、
言うなれば
「未来への投資」
とも言えます。

 

日本では
歯周病などの慢性疾患がない場合は
定期的なメインテナンスや
検診が原則として保険適用になりません。

 

一方、スウェーデンでは
1974年に歯科保健制度が導入されて以来、
定期検診にも保険が適用されているため、
「むし歯になる前に歯医者に行こう」
という考えが
幅広い世代に浸透しています。

その意識の高さを
裏付ける数字としてあげられるのが
「80%」という数字です。

 

 

 

この80%とは
「歯科の定期検診を受ける
スウェーデン国民の割合」です。

一方の日本は、なんと10%未満。
きれい好きのイメージがある日本人ですが、
予防歯科の中では
これだけ大きな開きがあります。

 

さらにスウェーデンでは
20歳ごろまで矯正や
インプラントを含む
歯科治療が全て無償です。

この取り組みの差が、
国民の意識に大きく影響を与えている、
と言えるでしょう。

 

ちなみに予防が定着した現在も、
甘いおやつを食べながら
コーヒーを飲む「フィーカ」
続けられています。

 

 

健康なお口の第一歩は
日々のセルフケアから!

日本もスウェーデンのように
保険の適用範囲がもっと広がれば…
と思いますが、
こればかりは国の方針に
期待するしかありません。

 

しかし、こうしている間にも
皆さんのお口の中では
むし歯や歯周病が
日々進行しているかもしれません。

 

健康なお口を保つために
まずは基本となるセルフケアを
欠かさず丁寧に行いましょう!

 

そして、気になる症状や
違和感があれば、
早めの受診をおすすめします。

 

歯科先進国に負けないレベルで、
最新の医療を受けられるのが
日本の歯科医院です。

 

 

 

適切な処置やクリーニング、
さらにブラッシングなどの
指導を受けることで、
セルフケアとの相乗効果
生まれます。

 

新生活を迎えるこの季節。
歯の予防に対する意識も
ぜひ一新してみては
いかがでしょうか!

 

 

 

きたばたけ歯科医院
〒330-0061
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投稿者: きたばたけ歯科医院

2024.02.22更新

3月休診日画像

投稿者: きたばたけ歯科医院

2024.02.05更新

 

こんにちは。院長の北畠です。

少しずつ冬から春への
変化を感じられるこの時期。

 

季節の変わり目に差しかかると
気候の変化で体調を
崩してしまうことも多いので、
気になる症状があれば
早めに対処していきましょう。

 

一方、お口の中では
これといった
自覚症状がないまま、
全身の健康を脅かすような
病気があるのを
ご存じでしょうか。
その正体は、歯周病です。

 

静かに進行しつつ、
さまざまな病気を引き起こし、
寿命にも影響を及ぼすことから
「サイレントキラー(静かな殺し屋)」とも
言われています。

 

今回は歯周病の
原因と対策をご紹介していきます。

 

 

サイレントキラーと呼ばれる歯周病の恐怖

「歯周病が命に関わるなんて」
と驚かれるかもしれません。
しかし、冒頭でもお話ししたように、
歯周病は時として、
以下のような「重篤な病気」を
引き起こすことがあるのです。

 

・心臓病(心筋梗塞や狭心症)
・気管支炎/肺炎
・糖尿病の悪化
・早産/低体重児出産のリスク増加

 

 

 

歯周病が進行すると
お口の中の歯周病菌が増殖し、
その一部が血管に侵入するようになります。
すると、血流に乗って
全身を巡った歯周病菌が、
さまざまな病気を引き起こす
原因となってしまうのです。

 

 

歯周病の進行を早める原因は?

歯周病から歯を守るためには、
歯周病菌が繁殖する原因を
把握しなければなりません。
主な原因は以下の通りです。

 

・歯周ポケット
歯周病菌は酸素を嫌うため、
歯周ポケットに静かに潜んでいます。
この歯周ポケット
深くなればなるほど、
知らない間に歯周病菌が
増殖してしまうのです。

 

・喫煙
タバコに含まれるニコチンには
血管を収縮させる作用があります。
これにより、
歯周病の症状としての出血が
抑えられることで
歯周病の発見が遅れ、
気づかぬ間に
進行してしまうことがあります。

 

・糖尿病
糖尿病になると、
歯周病のリスクが2倍以上に高まります。
知らず識らずのうちに
細菌への抵抗力や組織の修復力が低下し、
口腔内が乾燥します。
その結果、細菌が繁殖し、
歯周病が悪化するのです。

 

 

 

歯周病の進行から歯を守るには?

歯周病は
自覚症状が少ないにも関わらず、
全身に悪影響を与えうる
恐ろしい病気です。

 

歯周病の進行を食い止めるには、
お口の中の清潔を保ち、
歯周病菌を
減らすことが大切です。

 

 

 

まずは日々のブラッシングを丁寧に行い、
歯間ブラシやデンタルフロスも活用して、
隙間のプラークも
きれいに取り除きましょう。

 

また、食事の際には
よく噛んで食べると、
だ液の分泌が増えて
歯周病の予防効果が
期待できます。

 

そして、定期的に歯科を受診し、
クリーニングや
歯周病のチェックを習慣づけることで、
より効果的なプラークコントロールが
可能になります。

 

日々の口腔ケアと
歯科でのプロケアを徹底し、
お口を歯周病から守りましょう!

 

 

 

きたばたけ歯科医院
〒330-0061
埼玉県さいたま市浦和区常盤9-33-17
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投稿者: きたばたけ歯科医院

2024.01.29更新

2月休診日画像

投稿者: きたばたけ歯科医院

2024.01.22更新


こんにちは。院長の北畠です。
年末年始はどのようにお過ごしになられたでしょうか?
おいしい食事を楽しんだ方も多いかもしれませんね。

食事の際に「噛みづらい」「痛い」といった
違和感のある方は、お早めにご相談ください。
お口の状態を整えて、
今年一年を健康なお口で過ごしましょう!


さて、本日は当院のセレック治療 についてご紹介します!
歯科技工士の力を必要とするセラミック治療と比べ、
歯型を取る苦しみが少なく、
費用が低い傾向にあるセレック治療。

しかし、
「機械 に頼るのは心配…」
「セラミック治療のほうが綺麗に仕上がると聞いたから…」
といった理由で、
治療費を抑えたい気持ちを持つ反面、
セレック治療に抵抗を感じる方も
多いのではないでしょうか。


当院はセレック治療においても
院内のセレックオペレーター(歯科技工士)が作業を担当します。
そのため、通常のセレック治療では対応できないような
カスタマイズでも色々とお任せいただけます。

また当院の歯科技工士は
かつてセレック治療の機械の販売にも関わっていたため、
セレック治療や機械に関する知識も豊富です。
ちなみに、こちらが当院で使用しているセレック治療の機械です。

 

セレック

 

ご紹介させていただいたように、
当院のセレック治療は
歯科医師の目線だけでなく、
技術力・知識量の高い歯科技工士も
歯の修復物の設計に携わっております。

これまでセレック治療に踏み出せなかった患者様も、
ご興味があれば、ぜひ一度当院へご相談ください。

 

 

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投稿者: きたばたけ歯科医院

2024.01.09更新

 

あけましておめでとうございます。
院長の北畠です。
1月はお餅を楽しみにしている方も
多いのではないでしょうか?

 

お餅といえば、
杵と臼を使ってつくのが
「餅つき」の昔ながらの方法ですね。

最初はもち米の粒がなくなるように
グイグイと潰しますが、
それ以降は
力を入れすぎないことがコツ
だそうです。

 

力いっぱい振り下ろして
いるように見えますが
適切な力加減がある
ということですね。

 

実は、
歯みがきも餅つきと同じで、
適切な力を意識することが大切です。

 

強すぎる歯みがきには
リスクも隠れています。

 

 

もったいない!
力を入れすぎると汚れが落ちない!?

歯をピカピカにしたくて
必要以上に力を入れて
磨いていませんか?

 

きれいにしたい!
という気持ちは素晴らしいのですが、
ゴシゴシと力強く磨けばいい、
というものではありません。

 

余計な力を入れて歯を磨くと、
歯ブラシの毛先が広がってしまいます。
すると、
効率よく汚れをかき出すことができず、
磨き残しが多くなってしまうのです。

 

 

 

こうして汚れが残った状態が続くと、
むし歯や歯周病のリスクも高くなります。

 

 

汚れが取れないだけじゃない!
誤ったブラッシングでむし歯リスクが余計に高まる!?

誤ったブラッシングのリスクは、
「汚れが落ちないこと」
だけではありません。

 

歯と歯ぐきの境目を磨くときに
力強く磨いてしまうと
歯ぐきにも
「力強いブラッシング」が
当たってしまいます。

 

このような磨き方をしてしまうと、
歯ぐきが下がってしまうことも。

 

そして、歯ぐきが下がると
敏感な歯の根っこが露出し
知覚過敏を引き起こしてしまうのです。

 

さらに、
歯の根っこはむし歯に弱く、
露出していると
5年後のむし歯リスクが
3倍も高くなる
と言われています。

 

 

正しいブラッシングで歯を守る!
力加減を覚えよう!

こうしたリスクを避けるためには、
正しいブラッシング
をすることが大切です。

 

適切なブラッシングの力加減は、
150g~200g程度
だと言われています。

 

この力加減はどれくらいなのか、
簡単に確認できる方法があります。

 

歯ブラシを用意し、
ご自身の爪に毛先を当ててみてください。

 

このときに、
「爪に当てても毛先が開かない程度」
が適切な力加減です。

 

 

 

歯ぐき下がりを防ぐ!
磨き方を見直そう!

残念ながら
下がってしまった歯ぐきを
元に戻すのは困難です。

 

そのため、
日ごろから正しい力加減を覚えて
歯みがきをするように
心がけることが大切です。

 

ポイントは、
毛先がきちんと
歯の面に当たるようにして、
優しく小刻みに動かすこと。

 

 

 

当院では、
歯みがきの方法や
道具の使い方指導も
おこなっています。

 

「最近歯の根元がしみるな」
「正しい歯みがき方法が気になる」
という方は
ぜひお気軽に当院までご相談ください。

 

 

 

きたばたけ歯科医院
〒330-0061
埼玉県さいたま市浦和区常盤9-33-17
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投稿者: きたばたけ歯科医院

2023.12.25更新

1月休診日情報

投稿者: きたばたけ歯科医院

2023.12.19更新

こんにちは。院長の北畠です。
今年も残りわずかとなってきました。
新年に向けてお家の大掃除を進めている方も
多いかと思いますが「歯の大掃除」もお忘れなく!

むし歯や歯周病にならないよう丁寧に歯みがきをして、
健康なお口で爽やかに新年を迎えましょう。



さて、診療のときに
みなさまにお掛けいただいているこちらの椅子。

12月ブログ1


ユニットと呼ぶ診療台なのですが、
先日入れ替えをしました。

12月ブログ2


実はこれまでのユニットは
開業以来25年以上使ってきました。

長年大きな故障もなく、よく動いてくれました。

12月ブログ3


根こそぎ取っ払ったときには
ほんの少し寂しさも・・。


しかし新しいユニットを使うのは気持ちのいいものです。

12月ブログ4


今回入れ替えたユニットも末長く使えるよう
メンテナンスをしっかりしていきたいと思います。

メンテナンスをすることで長く使えるところは
みなさまの歯と同じですね。


みなさまの大切な歯も
しっかりメンテナンスをして
長く守っていきましょう。



 

【医院からのお知らせ】
新年は1/5より通常診療になります。



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