根管治療

根管治療とは?

日常の治療の半分以上がやり直しという現実

むし歯が神経まで到達して痛みが出るようになってしまった場合、神経組織を取り除かなくてはなりません。専用の細い特殊なヤスリ状の器具を使って歯の内部にある神経組織を除去していきます。このように、最初に神経組織を取り除く治療を「抜髄(ばつずい)」といいます。その後、完全に神経組織を取り除き、根の内部がきれいになったところで、充填材を詰めて根の治療は終了です。

虫歯が神経に達すると、強い痛みが出ます。 麻酔で感覚を鈍らせ、神経組織を取り除きます。 内部がキレイになったら、充填材を根の中に詰めます。 空洞になった部分に補強をし、必要であれば被せものを装着します。 しかし、この治療がうまくいかなかったり、あるいはむし歯を放置した結果、完全に神経組織が腐敗した状態になると、根の中で細菌が増殖し、歯ぐきが腫れて膿が出てくるようになります。このように、すでに根の中に大量の細菌や汚染物質が充満し、それを取り除く治療を「感染根管治療(かんせんこんかんちりょう)」といいます。 そして残念なことに日本の歯科治療の現状は、日常治療の半分以上が根管治療のやり直し、すなわち「再根管治療」に費やされているのが現状です。

大切なこと

痛みのない治療を心がけ、医師も患者様も治療に集中できるようにする
根の中に汚染物質を入れないように、なるべく治療回数を少なくする
根の中の無菌状態を保つため、必要以上に治療の間隔をあけないようにする
完全に滅菌された最新の機器を用いて根管治療を行う

という4つの原則を守ることです。再治療のスパイラルは、歯の寿命を縮めるだけです。再治療のない歯科治療を行うためにも根管治療が大切です。

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歯の事でお悩みでしたら、北浦和にあるきたばたけ歯科医院まで、まずはお気軽にお問い合わせください。

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